こんにちは。望月流・土佐の開運鑑定師の森山こよみです。
2024年になったと思ったら
立春が過ぎ、
旧暦のお正月も過ぎましたね
今年は年始早々から悲しい別れがあったり、
久しぶりに大風邪を引いたり・・・
後は、施餓鬼供養と言うのを
1ヶ月やってました。
二十四節季の雨水
今日は二十四節気の雨水で
雨水は、雨水がゆるんで草木が発芽し始め、
日ごとに春の兆しが見られるようになってくる頃です。
そして、雨水の頃からお雛様を飾ります。
実は占い師になるまでと言うか
朱かね先生の所に来るまで
二十四節気や五節句の事を余り知らず
お恥ずかしい限り。
五節句とは・・・
「五節句は祝ってこそ意味がある。江戸時代までは盛んに祀られた。」
五節句は
- 人日(じんじつ)の節句 旧暦1月7日・・・若菜の七草や穀物の七種を食す事で無病息災を願う。親戚縁者が集う節供。七草粥
- 上巳(じょうし)の節句 旧暦3月3日・・・雛祭り。桃の節供。雛人形は二十四節季の雨水の頃、出来れば雨の日に飾る。春の衣替え。
- 端午(たんご)の節句 旧暦5月5日・・・午の月。午の刻の薬草で梅雨の邪気を祓う。薬草や香木を入れた匂い袋「薬玉」がくす玉のルーツ
- 七夕(たなばた)の節句 旧暦7月7日・・・大陸由来の星伝説と、才覚を高める儀式が習合。天への願いと共に自らの「天賦」を考える
- 重陽(ちょうよう)の節句 旧暦9月9日・・・菊の節供。栗の節供とも言う。一年の疲れを菊や栗で調え、息災を祈る。秋の衣替え。
月の暦手帳より引用させてもらいました。
雨水と雛飾り
二十四節季の雨水の雨の日に飾ると良いと言われています。
雨水は氷が解け私たちに天の恵みの雨をもたらす
その天の恵みの雨水の日に飾ると良縁に恵まれる
雨でチリやホコリ、穢れが綺麗に祓われた所に飾る
そして女性は水と関係が深い。
家事は水を使うし、昔は川へ行って洗濯をしたり
食事を作ったりしていた。。。
なので雨水の雨の日に飾るといいそうです。
昔は雨水に出して旧暦の3月3日にお雛様を片付ける風習がありましたが
今では新暦の3月3日を過ぎたら早く片付けないと
嫁に行けない・・・なんて言われていて慌てて片付けますよね。
でも、2月18日頃から新暦の3月3日までだと
ほとんど人形がこちらで掛かっている魂が短くなってしまいます。
お雛様は
旧暦の3月3日はお彼岸を過ぎた頃で
お彼岸は三途の川が向こうの世界(彼岸)と
こちらの世界(此岸)が一番近くなると言われていて
その川にお雛様の力が私たちの罪穢れを吸い取って頂いて
向こうの世界のご先祖様と一緒に帰っていただく
川の向こう水の向こうにはあの世と言われる世界があって
あの世の世界は怖い世界だけじゃなく
お彼岸とかは家族が集まってご先祖さまと楽しむ日で
祀れば祀る程、良い力を私たちに与えてくれるのです。
お雛様が無い家でも・・・
お雛様はその家の厄を持って行ってくれますが
男の子のお家とか
お雛様が無いお家でも大丈夫!
折り紙とかでお雛様を折って
飾って厄を取ってもらいましょう❣
そして、上巳の節句(桃の節句)は
そして上巳の節句「桃の節句」の起源は平安時代より前であり、
貴族階級の子女が、
天皇の住居である御所を模した御殿や飾り付けで遊んで
健康厄除を願った「上巳の節句」が始まりとされている
やがて武家社会でも行われるようになり、
行事となり発展して行った。
その後、紙製の小さな人の形(形代)を作ってそれに穢れを移し、
川や海に流して災厄を祓う祭礼になり
この風習は、現在でも「流し雛」として残っています。
この上巳の日(今年は4月11日)に
水辺に行って禊をし、お酒を飲んで災厄を祓う習慣があり
自分のところに流れ着くまでに詩歌を作る曲水の宴に発展しました。
平安時代に宮中行事となったが、次第にすだれていったそうです。
次第に無くなったそうですが、
この曲水の宴を現在でもやってる神社とかがあり
こんな雅な行事が今も続いてる事に感動。
最後に
子供の頃に母が忙しくてお雛様をあまり飾ってくれず
引越ししたりして、どこに行ったかも今は解らないのですが
従妹の家に行くと七段飾りのお雛様があり
それが本当に憧れでした。
自分の娘が出来たら七段飾りのお雛様が欲しいと思っていて
買って貰ったのに・・・
飾る場所が無かったり、ややこしいが先に来て
数回しか飾った事が無くで
本当に反省しています。
これからは毎年飾ろうと思います。
あと、最初に書いた施餓鬼供養も
巳の日(または亥の日)から始めます。
ものすごい効果でビックリしています。
巳(亥)の日…が共通点。
またそのお話はまた今度。
長文読んで頂き
ありがとうございました。
森山こよみ
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