こんにちは。
広島県在住、占い師の伊泉 杏珠です。
桃の節句が過ぎ、ようやく春めいて来ましたね。
春と言えば別れと出会いの季節でもあり、
4月からは社会人として新生活を迎えられる方もいらっしゃるかと思います。
私は看護師として総合病院で勤務していた経験があり、
4月と言えば「健康診断」というイメージです。
「健康診断」‥
20代前半の頃は何とも思っていなかったのに‥
今は自堕落な自分を見せつけられているようで、緊張するイベントとなっております(汗)
健康について占っていく場合、色々な方法があると思いますが、
干支九星で鑑定していく場合、生年月日から五行量(木火土金水の量)を計算する方法があります。
今回は五行量のバランスから見た、
「体質」と「健康面への注意点」についてお伝えしたい思います。
五行量とは?何がわかる?
五行量とは?簡単にお伝えすると‥
五行量(木火土金水の量)を調べることができる。
生年月日から命式を出し、その方の命式の生まれた時間がわからなくても占えるが、分かれば更に詳しく占える。(生年月日のみの場合:合計80点満点 時間まで入れると100点)
何がわかる?
生まれ持った体質(健康面)や性格がわかる。
五行の量を見て、高すぎるもの、少なすぎるものは特徴が出やすい。(健康、性格、運勢)
五行量の数値をみて、まずは、少な過ぎる所に注目して補う
⇨バランスが整うので、健康面、性格、開運にもつながるという考え。
生年月日から五行量(木火土金水の量)を計算
五行量の象意(人体:体質) 何を表しているか?
木: 肝臓・胆のう・皮膚、アトピー、喘息
火: 心臓・小腸・血液・目・頭
土: 脾臓・胃などの消化器系
金: 肺(呼吸器系)、大腸
水: 腎臓・泌尿、婦人科系(生殖器)・冷え
※五行量の計算をして、平均値16より多いか少ないかで判断していきます。(時間まで入れると平均値は20になる)
実例(生年月日から五行量を計算。体質と健康面への注意点から対策を考察する)
<2024年3月3日生まれの方の五行量>
命式:甲辰3 丙寅5 丙寅9
木:38 火:25 土:15 金:0 水:2
この方の五行量を見た時、金と水が平均値より極端に低いことがわかります。
そうすると、体質として出やすいのは‥
金:風邪をひきやすい
水:冷えやすい、腎臓や生殖器系にダメージが起きやすい
傾向にあると、五行量の数値を見て考察できます。
また、木の数値も「38」であり、木を剋する金が「0」であるため
皮膚症状(アトピー、肌が荒れやすい)、喘息、疲れた時には肝臓にダメージが出やすい印象です。
だだし、この事に限っては、水が「2」で木を生んでいるので、
木の力もそれほど強く作用しないかもしれません。
相談者さんと会話をしながら、どの症状が当てはまっているか照らし合せていくことも必要になって来ます。

ここまでは、五行量から見た「体質と健康への注意点」を見て行きました。
これからは、対策について記載したいと思います。
<対策>
不足している五行に対して、補う行動をしていく。
例えば‥
- 色(服、寝具、持ち物、インテリアなど小物類など)を活用
- 食べ物
- 寝る場所
- 方位を取る など
実例での場合は‥
<金を増やす行動>
- 白色を取り入れる。
- 大根、里芋、にんじん、玉ねぎ、にんにく、生姜など辛みがあり、発散作用があるものを摂取する。
- 西に寝る。
- 鉄筋コンクリート構造の家に住む。マンションに住む。
<水を増やす行動>
- 黒、グレーを取り入れる。
- 塩、あさり、しじみ、昆布、ひじき、海苔など塩辛いもの、海産物や物を軟らげるものを摂取する。
- 北に寝る。
- 水辺に住む。
このようにして、自分の五行量を知ることで、体質や健康面への注意点を客観的に知ることができ、対策も可能となって来ます。
まとめ
「五行量のバランスを整える」と聞くと、
「なんだか難しい事だ。」と思われるかも知れません。
しかし、実は日常生活に取り入れやすい事が多いのです。
全てをすぐに取り入れていくことは難しくても、
寝具を必要なカラーに変えてみるとか‥
人は「寝ている時に運が作られている。」とも言われているので、
寝具に取り入れる方法はオススメです。
このように、コツコツと持続して実践していく事で自分の五行量のバランスが安定し、
開運への近道ともなるんです。その事については、私自身も日々の積み重ねが必要だと感じております。
今回は五行量から体質と健康面での注意点を記載しましたが、
五行量は「性格」の傾向も見ることができます。
自分や気になる方の考え方の傾向も知れて面白いです。
この事については、また違う機会に記載していきたいと思います。
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